ASP.NET は柔軟なツールセットであり、ASP.NET フレームワークをベースに各種アプリケーションを導入できるウェブ開発テクノロジーです。Plesk は、その .NET フレームワークのバージョン 1.1.x、2.0.x、および 4.0.x をサポートしており、その構成のほとんどを設定することができます。ASP.NET アプリケーションを望みどおりに機能させるために ASP.NET の構成をカスタマイズする必要がある場合、そのほとんどは Plesk で編集することができます。
サーバ全体に対する ASP.NET 設定を構成するには:
初めて ASP.NET の構成ページを開くと、共通構成を持つ接続パラメータのサンプルが表示されます。サンプルを削除し、独自の文字列に変更することができます。
競合を避けるため、既存のエラーコードに対してカスタムエラーメッセージを追加することはできませんが、既存のコードの URL を再定義することはできます。
注: アプリケーションをデバッグモードで実行すると、メモリやパフォーマンスのオーバーヘッドが発生します。デバッグは、アプリケーションのテスト時に使用して、本番環境では無効にすることをお勧めします。
.aspx
、.asmx
、.asax
ファイルの解析時のデフォルトとして使用するエンコーディングを設定するには、[ファイルのエンコーディング]フィールドにエンコーディング値を入力します(デフォルトは「Windows-1252」)。CAS 信頼レベルとは、アプリケーションに適用される一連の制限のことです。例えば、信頼レベル(低)では、アプリケーションのネットワーク機能(メールの送信など)が制限されますが、信頼レベル(フル)ではすべての規制が解除されます。
重要: アセンブリに割り当てた信頼レベルが低すぎると、アセンブリは正しく機能しません。アクセス許可レベルについて詳しくは http://msdn.microsoft.com/library/jp-jp/dnnetsec/html/THCMCh09.asp?frame=true#c09618429_010 を参照してください。
注: Plesk は .NET フレームワークの各種バージョン(1.1.x、2.0.x、および 4.0.x)の構成を別々にサポートしています。