スパムから防御する

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メールボックスのスパムフィルタを有効にするには:

  1. [メール]メールアドレスを選択し、[スパムフィルタ]タブを選択します。
  2. [このメールアドレスをアンチスパムで保護する]チェックボックスをオンにします。
  3. スパムに分類されたメッセージをどのように処理するかを指定します。
  4. スパムフィルタによるスパムメッセージの見落としや誤検出が多い場合は、フィルタの感度を調整する必要があります。それには、[高度な設定を表示する]をクリックし、[スパムフィルタの感度]フィールドに必要な値を入力します。

    デフォルト値の 7 でほとんどの場合は問題ありませんが、スパムの見落としが多い場合、感度を 1 つ下げて、見落とされたスパムメール数が減るかどうかを確認してください。減らない場合、感度をさらに下げてください。一方、正当なメールがスパムと誤検出されてしまう場合、感度を上げる必要があります。いずれの場合も、感度の値を一度に 2 つ以上増減するのは避け、感度をさらに調整するまで 2、3 日あけることをお勧めします。感度を一度に 2 つ以上増減すると、スパムフィルタの挙動が大幅に変わる可能性があるためです。

    注: スパムフィルタの精度を向上するには、このセクションの説明に従い、受信メールメッセージのスパムフィルタに学習させることができます。

  5. 特定の送信者からのメールを常に受信する場合は、メールアドレスまたはドメイン名を[ホワイトリスト]フィールドに追加してください。

    複数のアドレスが存在する場合は、アドレスごとに改行するか、コンマ、セミコロン、またはスペースでアドレスを区切ってください。アスタリスク(*)は任意の組み合わせ文字を意味し、疑問符(?)は任意の一文字を意味します。例:address@mycompany.com、user?@mycompany.com、*@mycompany.com」のように指定します。「*@mycompany.com」を指定すると、「mycompany.net」というドメインを持つすべてのメールアドレスがホワイトリストに追加されます。

  6. 特定のドメインや特定の送信者からのメールを受信しない場合は、メールアドレスまたはドメイン名を[ブラックリスト]フィールドに追加してください。

    複数のアドレスが存在する場合は、アドレスごとに改行するか、コンマ、コロン、スペースでアドレスを区切ってください。アスタリスク(*)は任意の組み合わせ文字を意味し、疑問符(?)は任意の一文字を意味します。例:address@spammers.net、user?@spammers.net、*@spammers.net のように指定します。「*@spammers.net」を指定すると、「spammers.net」ドメインを持つすべてのメールがブロックされます。

  7. Windows ベースの顧客アカウントを使用している場合、信頼できる言語と文字セットも指定できます。指定された言語と定義された文字セットで記述されているメールメッセージは、スパムフィルタを通過し、スパムとマーキングされません。
  8. Windows ベースの顧客アカウントでは、メールの送信元のコンピュータまたはネットワークの IP アドレスを指定することもできます。ネットワークアドレスを指定する場合、アドレスを入力して、スラッシュの後にネットワークマスクを追加します。例えば「192.168.10.10/24」のように指定します。
  9. [OK]をクリックします。

サーバの SpamAssassin スパムフィルタがアカウントに対してオンになっており、IMAP プロトコル経由でメールボックスにアクセスしている場合、スパムの検出精度を改善することができます。

スパム検出の精度を改善するには:

  1. メールボックスに、ウェブメールまたはメールクライアントプログラムでアクセスします。
  2. 受信フォルダ内のメッセージを確認します。すべてのスパムメッセージを「Spam」フォルダに移動します。これにより、SpamAssassin スパムフィルタでのスパムの認識率が上がります。