Plesk for Linux には、Postfix メールサーバおよび Qmail メールサーバが付属しています。IMAP や POP3 で配信する場合は、Courier IMAP または Dovecot を使用することができます。デフォルトの Courier IMAP サーバの代わりに Dovecot の使用をお勧めします。Dovecot の方が高速で、安全性が高く、サーバリソースの消費量も少なく、サーバ側のメールフィルタリングルールに対応しています。
メールサーバを切り替えるには、[ツールと設定]>[アップデートおよびアップグレード]>[コンポーネントを追加/削除]>[Mail hosting features]を選択するか、[ツールと設定]>[メールサーバ設定]を選択します。
新しいメールサーバの使用が開始されますが、サーバを再起動する必要はありません。また、いつでも別のメールサーバを選択することができます。
/usr/share/pop3d.pem
または /usr/share/imapd.pem
ファイルをコピーして、/etc/dovecot/private/
に ssl-cert-and-key.pem
という名前で保存します。新しいファイルのパーミッションが 0400 root:root
になっていることを確認します。確認したら、Dovecot サービスを再起動します。デフォルトのメールサーバ(MailEnable)以外に、Plesk for Windows は IceWarp(Merak)および SmarterMail をサポートしています。これらは Plesk に付属しないため、別途インストールする必要があります。IceWarp または SmarterMail を使用するには:
インストールしたメールサーバが、使用可能なメールサーバのリストに表示されます。
新しいメールサーバの使用が開始されますが、サーバを再起動する必要はありません。また、いつでも別のメールサーバを選択することができます。
注:SmarterMail メールサーバでは、ドメインレベルで Require SMTP Authentication オプションをオンにすることができます。ただし、このオプションをオンにできるのは、Plesk でサーバレベルでオープンリレーがオンになっている場合に限ります。その他のリレーモードでは、Plesk はこのオプションをオフにします。このオプションをオンにするには、「サーバ全体に対するメール設定を構成する」の説明に従って Plesk でオープンリレーを許可してから、[SmarterMail]>[Settings]>[Defaults]>[Domain Defaults]を選択します。