共用 SSL 証明書を使用する（Windows）

共用 SSL により、有効な SSL 証明書の購入や自己署名証明書の生成の必要なく、ウェブサイトへの接続をセキュリティ保護することができます。これには、ウェブサイトの httpdocs または httpsdocs フォルダをポイントする仮想ディレクトリを利用して、ホスティング事業者に属する事前定義済みドメインにインストールされた SSL 証明書を「共有」します。自らの SSL 証明書を共有するドメインを「マスター SSL ドメイン」と呼びます。マスター SSL ドメインの名前は、画面のタイトルに表示されます。例えば、画面のタイトルが「example.com が共有する SSL 証明書でサイトを保護しよう」である場合、「example.com」がマスター SSL ドメインです。

注： 共用 SSL を使用するためには、ホスティング事業者が機能を有効化する必要があります。

共用 SSL でドメインをセキュリティ保護する

共用 SSL でドメインをセキュリティ保護するには、管理する契約を開き、［ウェブサイトとドメイン］>［共用 SSL］に進み、［共用 SSL をオンにする］チェックボックスをオンにしてから、マスター SSL ドメインに対して作成される仮想ディレクトリの名前を入力するか、仮想ディレクトリがポイントするウェブサイトフォルダとしてメニューから httpdocs または httpsdocs を選択します。また、［セキュア接続によってのみ、このウェブサイトへのアクセスを許可］チェックボックスをオンにすると、ウェブサイトに HTTP プロトコル経由でアクセスできなくなります。終了したら［OK］をクリックします。

ドメインに対して共用 SSL を有効にした後で、HTTPS プロトコル経由でアクセスする特別な URL を構築する必要があります。以下のような書式にします。

https://<マスター SSL ドメイン名>/<仮想ディレクトリ名>

例えば、マスター SSL ドメイン名が「example.com」で、仮想ディレクトリ名が「mywebsite」である場合、以下のような URL になります。

https://example.com/mywebsite