Plesk テクニカルレポート

Plesk またはそのいずれかのサービスで問題が発生した場合、テクニカルサポートチームに解決を依頼する必要がある可能性があります。多くの場合、サーバのいずれかのログファイルに記載された情報が調査に必要となります。チケット作成時にこの情報が提供されていなければ、サポートチームから調査のためにログの提出をお願いする場合があります。お客様とテクニカルチームとの間で何度もやりとりを重ねた結果、大幅に遅延が生じると、サービスレベルや顧客満足度に影響が生じます。

このような遅延を回避するために、サポートに連絡する前に、テクニカルレポートを生成できます。テクニカルレポートには、トラブルシューティングに必要なログやその他の情報がすべて記載されており、Odin のサーバにアップロードされます。これにより、ケースの開始時点からサポートチームに必要な情報がすべて提供されるため、問題解決時間が大幅に短縮されます。

注: テクニカルレポートには機密情報は一切含まれず、技術的な情報だけが記載されています。

テクニカルレポートを生成するには、[ツールと設定]>[サポート][Plesk]グループ内)に進みます。[テクニカルレポートを生成してからサポートに連絡します。(推奨)]オプションを選択して[次へ]をクリックします。 レポートが生成されたら、[レポート送信]をクリックします。[ダウンロード]をクリックすると、送信前にレポートの内容を確認できます。Odin サーバへのレポートのアップロードが完了すると、テクニカルレポートの一意の ID が通知されます。[サポートに連絡]をクリックしてサポートチケットを送信します。必ず、問題についての説明にレポート ID を記述するようにしてください。

Plesk パネルにアクセスできない状態でテクニカルレポートを生成する必要がある場合、コマンドラインからレポートを生成することができます。SSH または RDP 経由でサーバにログインして、以下のコマンドを実行します。

# plesk bin report --collect

このコマンドにより、レポートが生成され、 /usr/local/psa/var/reports/collected/ ディレクトリに保存されます。必要に応じて、レポートの内容を確認できます。レポートをサポートに送信するには、以下のコマンドを実行します。

# plesk bin report --send=<生成されたレポートの名前>

送信前にレポートの内容を確認しない場合、以下のコマンドを実行します。

# plesk bin report --send

これにより、レポートが生成され、一度に送信されます。